異文化体験としての介護

介護をするとは、いろいろな意味で、孤立無援で無慈悲な異文化世界に迷い込んで途方にくれることだと思う。
介護に関する論文はたくさんあるが、どれを読んでもう一つリアリティがないのは、それらがこの「途方にくれる」感覚に照準していないからだろうと思う。



from Jansen&Barbieri "Stories Across Borders"(1998)
(昔書いた「境界の言葉 Discourses Across Borders」という論文タイトルは、このアルバムタイトルを利用してます。)