数日前の新聞の文化欄を見ていたら、ある討論集の中の若手社会学者の主張を要約して紹介している。 ××氏は「68年の理想」の中から「自発的に発生したコミュニティ/アソシエーションにおける相互扶助の関係を、社会の中核に据える」という思想を再評価すべき…

Saturday August 29, 2009 Finished Old Trafford ・今シーズン最初のビッグ4対決。（今年からチャンピオンズリーグに無条件に出場できるのが3チームになったので、ビッグ4と言わなくなったようだが。）・このゲーム、最大のパフォーマーはヴェンゲル。終了3…

今日はYがいないので、晩飯はキノコのパスタ。作り方は超簡単。1；フライパンで、ニンニク薄切り、唐辛子をオリーブオイルで炒める。2；ベーコンをそこに投入し、ついでキノコを投入。キノコは何でもいいけど最低3種類くらい入れると美味しい。今日はシメジ…

マンU どう見ても戦力ダウン。第2戦で信じがたいことに２部からの昇格組、バーンリーに40数年ぶりに敗北。ロナウドの穴を埋めるべきは新加入のヴァレンシアとナニだろうが、ヴァレンシアはウィガンで昨シーズン3得点、昨年ベンチを温め続けたナニは同1得点。…

岩本監訳、塚原、日比野、猪瀬訳 青木出版、2008年最近翻訳が続いている、流行の(?)アメリカのジャパン・スタディーズの翻訳。＜国家vs社会の二元論(国家の抑圧的政策に抵抗する民間)＞を排して、＜多元主義(国家アクター、諸民間アクター間の闘争から産出さ…

今日はYがいないので晩飯は超シンプルに、ステーキにパンとワインのみ。ステーキは難しいことはせず、単純なガーリック・ペッパー・ステーキ。これが一番うまい。作り方は超シンプル。1;好みの問題だけど、肉は高くて超霜降りなんてのを買わない。油が多すぎ…

日本経済新聞出版社、2007年2007年上半期「ベスト経済書1位」(週刊東洋経済)とかいうので、読んでみた。第1章冒頭第1文の参考文献が大澤真幸、柄谷行人というのでいきなり腰が抜けそうになりました。めげずに読んでいくと、ウォーラーステイン、ブローデルet…

文化書房博文社、2008年同年出版の西阪単著である『分散する身体』もそうだが、数年前の私のつぶやきhttp://d.hatena.ne.jp/Zephyrus/20060806/1154925010がまるで聞こえたかのように、会話分析ジャーゴンを一切使用しない。それどころか、これまた過去の私…

岩波書店、2008年明治期から1980年代までの生殖(中絶、避妊)の「言説」の歴史を追うというのは個人的関心と重なり、熟読した。内容的には、前半(4章まで)、産児調節運動をめぐる運動内部の錯綜した事情(内部分裂p052)、後半、優生保護法をめぐる法と(複数の)…

石浦章一+丸山敬訳、アグネ承風社、1997年随分前読んでいたが訳がどうしようもないので、かつ信じがたいことに脚注を訳出していないので、原著を手に入れ気になる章を再読。やはり個人的には、遺伝学の展開、ヒトゲノム計画が「(ヒトの)正常」という概念を曖…

武藤香織・額賀淑郎訳、新潮社、2003年奇蹟の本。著者自身と妹(ナンシー・ウェクスラー)がハンチントン病患者の母親を持ち(2人とも)50％の確率でハンチントン病に罹患するする可能性のある者であること。父親が精神医学者でありアメリカのハンチントン病患者…