J1 第28節 FC東京vsガンバ大阪

15:00 / 味の素スタジアム

3-2。

ガンバファンの義理の妹夫婦(正確には夫)に前々から誘われていたゲーム。天気もよかったせいで味の素スタジアムは36000人とほぼ満員。立ち見も出ている、とんでもなくうるさいガンバサポーター席(ほんとはメインかバックスタンド見たいとこだが、妹夫婦の目的はガンバの応援だからしょうがない)で、おにぎりを食べビールをぐびぐび飲んでいるとキックオフ。

ガンバは前半開始わずか10分で播戸、20分台にマグノ・アウベスと、二人のFWが2得点(しかし、首をやや落とした格好で走る播戸を見てKINGカズに似ていると思うのは私だけ?)。前半のFCのパフォーマンス――ほぼ石川の右サイドのみから、しかも平山に向けてボールを放り込むだけ、しかもこの平山がマーク(それほどスピードのない宮本)を振り切れないのでまったく恐くない、というどうしようもなさ!――からして、今日は楽勝だな、FCは戦力的には結構いい選手いるのに低迷するわけがわかるな、つまらない試合だ、とガンバサポーターの誰もがハーフタイムに思ったはず。

ところが、どうも、サポーターだけでなく、選手、監督も同じことを考えたようだ。そうとしか思えない。後半になると、ガンバのプレー精度が落ち、チェックもいい加減になる。ガンバのパスがつながらず、FCのパスがつながる(この辺の細かいところはガンバサポーター席からでは分からない)。そして、FC東京が後半10分まったく機能しないFW平山に代えて馬場、さらに20分にも戸田に代えて鈴木を投入すると、FCはますます攻勢に。これに対して、ガンバは時計が後半25分を過ぎたところで、播戸を下げて逃げ切りに入る。だが、この交代が結果的に大きな間違い。前線でFCのDF、ボランチを翻弄していた播戸がいなくなり、ガンバの前線の圧力が低下。これによって、FCはさらに押し上げにかかる。そして播戸交代からわずか数分で右サイドを突破され今野に決められ、その後数分間で交代出場の鈴木にミドルをたたき込まれ、さらに石川に決められ逆転!06WCの日本vsオーストラリア戦の悪夢再び。それにしても、得点はすべてガンバの右サイドから。加地の責任か?(これまたガンバサポーター席からではよく分からない。)

帰るときにはあんなに晴れていた空から雨がぽつぽつ。ガンバの優勝戦線離脱の雨か?国立に出て家庭フレンチのグラGrasで酒を飲んで帰ると、11時過ぎ。