大腸ガン

である。親の話だが。正確には直腸ガン。

検査結果が1月中旬に出てガンだったということ、しかも初期ではないということは知らされていたのだが、手術は2月以降と聞いていたので、「2月、3月は何日か高崎泊まりか、困った」程度に考えていた。

ところが、一昨日病院の看護師からいきなり電話が入り、「来週月曜日CT検査、火曜日内視鏡検査なのだが、どうも親御さんがパニックになっているらしいので、ちゃんと連絡が行っているかと思って電話した。付き添ってきて欲しい」と言う。検査に二日付き添い? ぜんぜん聞いていない。高崎まで車で駆けつけると、確かに親との会話がスムーズに進まない。同じ会話内容を繰り返す、こちらの話をたびたび遮ってその時自分が思い付いたことを話す。もう年なのでもともとそういうところはあったのだが、明らかに悪化している。パニックらしいことが伝わってくる。急遽、明日日曜日から水曜日まで泊まり込むことにする。

で、今日は親の記憶強化グッズ(ICレコーダー、手帳)、その他を買い出しに出て、帰宅後、知り合いの群馬在住の看護師に連絡を取って入院予定病院の情報、その他を聞く。


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パニックで緊張状態の人間と会話するのは非常に精神的に参る。延々と親のこととは言えガンのことを考えている。これも精神的に結構きつい。