6月12日 日本vsオーストラリア 続

FIFAが誤審認める 日本にPK与えるべき
2006年 6月 14日
by KYODONEWS
 【ベルリン14日共同】国際サッカー連盟(FIFA)のジーグラー広報部長は14日、1次リーグF組初戦で日本がオーストラリアに1−3で敗れた試合の後半に誤審があり、日本がPKを得るはずの場面があったと話した。13日までの1次リーグの14試合でPKがない理由を問われて、この試合だけがPKとなるべきだったと記者会見で答えた。
 ジーグラー部長は1−1の終盤にケーヒルが駒野を倒した場面に言及し「あれは主審の明らかなミスだった」と話した。
 この試合でオーストラリアGKは12日に、中村が挙げた日本の先制点について、エジプト人主審が日本の反則を取らずに「誤審を犯したと語った」と話していた。

「日本のゴールは正当」 サッカーワールドカップ日豪戦の主審
2006年 6月 14日
by asahi.com

 サッカーワールドカップの12日の日本―豪州戦で主審を務めたエジプト人アブドルファタハ氏が、14日付のエジプト紙アルアハラムのインタビューで、「日本のゴールは正当だった」と語り、「豪州の選手に対し、日本のゴールは誤審だったと謝罪した」とする一部の報道を否定した。

 アブドルファタハ氏は「豪州の選手に謝ってなどいない。豪州のDFが日本のFWを押したため、日本のFWが豪州GKとぶつかった」としたうえで、「この場合、日本にPKを与えるか、日本のアドバンテージを取って得点をそのまま認めるかの二つの選択肢があり、私は後者を取った」と語った。

日本が単に負けたことが問題なのではない。フットボールラグビーと勘違いし、プレスをかけるということを理解せず、ボールを奪うとは単に体をぶつけ無闇にタックルをして相手チームの選手を止めることだと理解しているような質の低いフットボールをするチームに、そしてキーパーが自分の判断ミス(ボールの軌跡を読み切れないまま飛び出した結果、豪州選手、日本選手にボールの落下地点をふさがれてしまったために失点というバカなミス)を自己弁明するために主審が誤審を認めた(審判が試合中に自分の誤審を選手になんか認めて謝ったりするはずないのに)とか公言するような真似をするチームに、日本が負けたということ、これが問題なのだ。あのような低水準のフットボールをもうこれ以上目にすることがないように、あんなチームが存在できないように、たたきつぶせなかったこと、これが問題なのだ。世界の強豪国のフットボールを見てみよ。あのような醜い力任せのプレーをする国がどこにあるか。オーストラリアのフットボールには美しさがない。あんな野蛮な醜いフットボールに負けてしまったことが問題なのだ。

オーストラリア人(と、その関係者)以外の人間で、もしオーストラリアを応援する人間がいるなら、その人間はフットボールというものを知らないか、フットボールではなくそれにまつわる何か別のものを愛しているのだろう。いずれにせよ、その人間はフットボールの美しさとは無縁の人間であることは間違いがない。