6月24日 アルゼンチンvsメキシコ

1−1(延長1−0)。メキシコのパフォーマンスに驚いた。こまかく素早いパスワークと小刻みでスピードに乗ったドリブル。選手の体格も含めて、なんかアルゼンチンそっくりじゃんと思っていたら、メキシコ監督ラボルペがアルゼンチン人。納得。長兄と次兄の戦いといったところだったわけだ(北斗の拳か)。

フェイントからパス出しのタイミング、コースまでどこかお互い似ているので、相手が何をしてくるか分かるのではないかとしか思えない、お互いが先を読んでチャンスの目をつぶし合うといった感じのゲームが延々と続く。こりゃ勝負がつくとしたらフリーキックとかだなと思っていたら、ゲームを決めたのは、マキシ・ロドリゲスの予想外のスーパープレーだった。あの一発さえなければ間違いなくPK戦だったろう。長兄に一日の長ありっ(?)。

しかし、このメキシコがWC北中米カリブ海エリアの予選でアメリカに負けている。詳しい状況は分からないが信じられない。アメリカに予想外の苦戦をしたイタリアと同じように、テクニックがフィジカルにつぶされ機能不全の状態に持ち込まれたのだろうか?