セルティックvsFCコペンハーゲン 06-07CL

26-09-2006: 19:45

1-0。低調な試合。

両チームともボールをコントロールする足下の細かい技術がある人間がいない。パス、トラップ、ドリブルなどみんな精度が低い・・・。Jリーグ上位チームにも負けるのではないか?と思ってしまうのだが、こういう試合を見るとフットボールというものに対する基本的な考え方が日本人のそれとは違うのではないかと考えたくなる。つまり、日本人はフットボールにまず細かい技術から入ってゆき、それにスピードという要素を加えてゆくのに対して、スコットランドとかではまず何よりスピード、体力から入り、そこに技術を加えてゆくのではないか、と。実際、中村のプレーはこのゲームで一人異質なものだった。そして、試合は中村がフェイントで抜こうとしたのをコペンハーゲンDFが引っかけて得たPKで決まってしまう。コペンハーゲンはPK以後、中村にボールを渡さないことを主眼にしたようなプレーを展開していたが、中村はコペンハーゲンにとっては攪乱要因だったのだろう。

セルティックは(レアル・マドリから)新加入のDHグラベセンと周りとの連携が悪いのがやたら目に付いた。パスなどの呼吸が合わないというのは入ったばかりだからしょうがないにせよ、グラベセンが攻撃参加したときのスペースを誰が埋めるかぐらいはきっちり決めておかなくてどうするのか。