鳥梅葡酒

1週間の疲れでぶっ倒れていた夕方6時頃、Yが職場から電話をしてくる――「これから帰るから飯食わないで待ってろ」(大意)。で、7時半頃中村橋の駅でYと落ち合い、駅から歩いて3分、千川通り沿いのオヤジ御用達焼き鳥「鳥梅葡酒(とりうめぶしゅ)」へ。(店の名前にはなんか由来がありそうだがそんなことはどうでもよい。)

これまでも前を通るたび中を覗いて「うーん、オヤジのオアシスか・・・一度来てみなければ・・・」と思っていたのだが、やはり今日も店内はくたびれたオヤジ、煮しめたようなオバハンだらけ。うーーーん、イイィネッ、この雰囲気。しかも、カウンターの中にいる店員の数が多い。これまた、イーネッ(店員が多いのはもうかってる証拠)。この雰囲気は西荻のオヤジ天国焼鳥屋「戎」に似ているゾ。

で、生×2(一人)を飲みながら、焼き鳥を正肉、手羽ねぎま、つくね、レバー、野菜焼きをぎんなん、ニンニク、ポテト、その他に合鴨網焼き、厚揚焼き、煮込みといったところを注文。どれも美味い!特に印象深かったのは、レアーに焼いた血のにじむレバー。これは臭み皆無でめちゃくちゃ美味い。それに、合鴨網焼き。これはこの店のつまみの最高額メニュー(とはいえ489円!)だが、油がとろけてめちゃ美味い。何しろ、腹が減ってるものだから(今日私は朝飯8枚切り食パン1枚、昼飯食い損ねて3時に肉まん1個しか食べていない)、焼き鳥がばくばく胃に入る。うーん、幸せ。

メニューは豊富ではないが、破格に安くてこの美味さ。オヤジが集まるわけだよ。「ひものや」に爪の垢を煎じて飲ませたい。結局、二人で腹一杯食べて5000円。また絶対来るぞとYとともに固く誓う。