アジアカップ 日本選手採点

(やっぱり韓国に負けた。最近自分の予想がことごとく当たるので恐い。)

川口−8点;オーストラリア戦の勝利は川口のおかげ。PK戦に何しろ強いのは大したもの。

中澤−8点;落ち着いている。もうCBとして不可欠。

阿部−5点;「ポリヴァレントな能力」とやらを買われて、攻撃もできるCB起用だが、敵の攻撃を読む能力において中澤に大きく劣る。攻撃でも中澤の方が上がる回数は多い。恐くて上がれないのだろう。成長を期待してCBで使い続けるべきなのか?

駒野−4点;昔からなぜ代表招集されるのか疑問だったがアジアカップを見てなおさらそう思った。攻撃において何しろスピード、精度がなさ過ぎる。左サイドが敵にとってぜんぜん脅威にならない。左でも右でもできると言ったってこれじゃ意味がないだろう。守備も取り立ててみるべきところなし。中田浩二、あるいはアレックスが招集されれば代表落ち最右翼。

加地−6点;アジアカップではパフォーマンスが悪かった。縦に抜けるスピードがなく、クロスも精彩を欠いた。もっとできるはず。

鈴木−6点;これは一概に鈴木一人の責任ではないが、日本のボランチは守備においてCBとの連携が上手くない。守備的ボランチの責任は大きい。また、シュートを打つときはせめてゴールの‘周辺に向けて’蹴れ(‘枠内に’とは言わないから)。ゴールとまったく関係ない方向にシュートを打つのはやめてくれ。力が抜ける。

遠藤−7点;派手さはないが攻守に貢献。ただ決勝トーナメントに入ってパフォーマンスが落ちた。

中村憲剛−6点;このアジアカップでよくわかったが、憲剛はボールをこねくり回ししすぎる。小じゃれたことをしようとするからボール離れが遅くなる、また自分の能力では不可能なパスを通そうとする。何しろシンプルなプレーに徹するべき。

中村俊介−9点;なんだかんだ言っても中村がボールを持つとチャンスが生まれる。他のプレイヤーとはプレーの質が違う。運動量も非常にあり、批判をはね返そう、守備にも貢献しようという気持ちが出ていた。大したものだと思う。

巻−5点;悲しいくらいスピードがない。足が速い訳でも体のキレがある訳でもない。高さだけ、泥臭さだけが売りでFWをやっていいわけがない。

高原−8点;日本でFWと呼べるのは高原だけ。


総評;何しろ攻撃と守備のメリハリがない。攻撃の時間、守備の時間の切り替えをはっきりするべきだ。特に組織的守備能力の向上は急務。