新大久保で韓国料理

土曜日、義理の妹夫婦と久しぶりに飯を食おうというので、Yの発案で、大久保の「梁の家(ヤンノイエ)」に行った。

日韓WCの時、盛んにTV中継が入った有名店だそうで(壁は有名人?のサイン色紙でいっぱい)、実際午後5時に入店したときには、100人は入れそうな結構広い店内の半分ほどを占める座敷席はもうあらかた埋まっている状態。2時間の時間制限で店を出るときにもウェイティング。予約して行って正解だった。

どうもメニューに精通していないせいで、豚の三枚肉の焼肉を延々と食い続けることになってしまい、最後の方ではさすがにウッと来る感じになってしまったが、適量であれば十分美味く食えたと思う。(「名物」とか言う、ワイン漬け豚の焼肉は普通の三枚肉より高いのに、タレが違うだけで大した違いがない。実際、食いながら周りのテーブルを見ていると、このワイン豚をオーダーしている客は皆無。なぜ名物なのだろう?三枚肉だけでよかった。) ネギたっぷりのチヂミは小麦粉ばっかり、油っこいものというチヂミのイメージとはまったく異なり、美味。でも、なぜか牛肉メニューが少なかった。韓国料理と言えば牛肉というイメージは間違いか?焼肉料理は一人前1700円前後、(義理の妹夫婦が30分遅れてきたので)1.5時間、4人で飲み食いして16000円強。4人以上で行けば、リーズナブルな料金で楽しめる。

味、値段はいいのだが2時間の時間制限が鬱陶しい。1時間半のところでラストオーダーを取りに来る。落ち着いて飲み食いできない。人気店だかなんだか知らないが、何で韓国料理屋で時間制限で飲み食いしなければならないのか?最近、オサレ系飲み屋から始まった2時間制限システムが一般の店まで拡大してきているが、つくづくふざけたシステムだと思う。韓国料理屋なんて酒をちびちび飲んで粘るヤツなんかそうはいないだろうに。

店内がうるさいのも閉口した。というか、隣の客がうるさかった。30前後とおぼしき(どうひいき目に見てもカテゴリー的に美人からは外れる)女5人がマッコリをぐびぐび飲みながら、たばこの煙をばかばか吐き出しながら、大騒ぎしている。で、何を話しているかと言えば、延々とジャニーズネタ! 「イノッチと瀬戸朝香の結婚は…」「嵐のメンバーが…」「TOKIOのコンサートで…」てな話題が延々と続く。オオ、これが噂に聞く、「オバサン・ジャニオタ」か! 全員、大きめのボストンを抱えているから、地方から土曜に東京に女5人で出てきて、ジャニーズの公演でも見て、日曜に帰るんだろう。いい年した女5人がジャニーズか・・・。

大きな不満はないが、特別満足感の高い店でもない、というのが正直なところ。恐らくもう二度と行かないだろう。