コンフェデ戦記2

16/06 16:00 Rio De Janeiro
Mexico 1:2 (1:1) Italy
Javier HERNANDEZ (34' PEN)
      Andrea PIRLO (27')
      Mario BALOTELLI (78')

北中米カリブ海選手権ではアメリカを破って優勝したメキシコには、ドス・サントスエルナンデス、攻撃に特化した小柄だが優秀な2トップがいる。しかし、このゲームを見る限り、なまじこういう攻撃に特化した優秀な2トップがいるのも考えものだよなと思ってしまった。北中米カリブ海選手権決勝、アメリカ相手には上手く機能したメキシコの細かい技術がイタリア相手には機能せず、MF4枚では中盤が作れない。まあ、中盤を犠牲にして、カウンターに賭けるというのも戦術だし、これが実力の違いと言ってしまえばそれまでだけど。中盤センターにもう一人存在感のあるプレイヤーが欲しい。

エルシャーラウィ(温存?)が出ていないので、イタリアはフィニッシュで苦労していたが、ま、初戦としては順当だろう。初戦の出来を見る限りでは,ブラジルより強いと思う。


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16/06 19:00 Recife
Spain 2:1 (2:0) Uruguay
PEDRO (20')
Roberto SOLDADO (32')
      Luis SUAREZ (88')

スペインが強すぎる。まさか前回WCベスト4のウルグアイ相手にボール支配率80%弱とは(最終盤ウルグアイががんばってゲームトータルでは70%ほどになったが)。もう、サブのメンツが凄すぎて笑ってしまう。GK;バルデス(バルサ)、レイナ(リヴァプ)、DF;ラウル・アルビオル(レアル・マドリー)、アスピリクエタ(チェルシー)、MF;ハビ・マルティネス(バイエルン)、カソルラ(アーセナル)、ナチョ・モンレアル(同)、マタ(チェルシー)、ダビド・ビジャ(マンC)、ヘスス・ナバス(来季マンC)、FW;トーレス(チェルシー)、ビジャ(バルサ)。プレミア、ブンデスの強豪主力、スタメンクラスが勢揃い。スペインから海外に行くヤツは(スペイン代表規準からすると)所詮二流と言ってるみたいだが、このサブ・チームですらウルグアイに勝ってしまいそうなところが恐い。WCベスト4程度行くのではなかろうか? 無論日本なんか絶対勝てない。スペインは練習で、スタメンチームとこのサブチームとが、ピッチ全長1/4の中で、つまり20〜30mの中で、ミニゲームをするのだという。22人が全長20〜30m×全幅70mの中でひたすら高速のパス交換を延々とし続ける、って。優勝すると思います。

スアレス+カバーニを擁するウルグアイスアレス瞬間芸以外、何もできなかった。最初から高齢フォルランは行けなかったのだろうか? 70分投入フォルラン以前と以後、つまり4-4-2とフォルランを入れた4-3-3で随分チームが変わっので、最初からフォルランを入れたウルグアイを見たかった。まあ、ナイジェリアに勝てば1次リーグ突破できるんで、対スペイン戦は端から捨てて、フォルランを温存したのかもしれない。