問題は、もはや不朽の基礎の問題ではなく、基礎の確立とその更新としての変換の問題である(Foucault 1969=1981)

この言葉だけは絶対、引用したかった。


多くの者が、手垢にまみれた、古くさい言葉だ、これしか言えないのか?、新しい発見はないのか?、と言うのだろう。
しかし、よく周囲に溢れる文章を読んでみるがいい。
このフーコーの言葉を凡庸で古くさいと言っている者が、どれほど、相変わらずそれこそ真に古くさい起源、根源、本質、基礎の物語を反復しているか、を。
ある概念の起源とやらを語り、あるいは人間の根源とやらを語り、その起源が、根源が歴史の中で失われている、変形している、そしてお前らはみな歴史の中で盲目になっている、と嘆いて語っている者が今もたくさんいるのではないか?


自明だと言う前に、自分で書いてみるがいい。