WC

日本、負ける

WC

オランダに1-0だから十分以上のパフォーマンスと思うべき。問題は次のデンマーク戦。それにしても、中村をなぜ使ったんだ? ひどいできだ。まだ、本田を右SHに下げて森本をCFで入れた方がいい。というか、森本を使う布陣はオプションにないのか?

Argentina vs Korea Republic

WC

Argentina * Gonzalo HIGUAIN (33', 76', 80') * LEE Chung Yong (45'+1) 4:1 (2:1) Korea Republic * PARK Chu Young (17' OG) Match 20 - Group B - 17 June これで、オーストラリア、韓国と、アジア地区代表がグループ最強国に4失点の大敗。残るアジア地…

Italy vs Paraguay

WC

Italy * Daniele DE ROSSI (63') 1:1 (0:1) Paraguay * Antolin ALCARAZ (39') Match 11 - Group F - 14 June開始直後からイタリアが攻勢、パラグアイを圧倒。精密としか言いようのないパスワークと前に進む迫力のランニング。お、イタリア、ドイツWCの時と…

Netherlands vs Denmark

WC

Netherlands * Daniel AGGER (46' OG) * Dirk KUYT (85') 2:0 (0:0) Denmark Match 9 - Group E - 14 June オランダが今WC最強国の一つであるのはみんな知っている。むしろこのゲームでの注目はデンマーク。予想以上に強い。デンマークがこれほどとは思わな…

Serbia vs Ghana

WC

Serbia 0:1 (0:0) Ghana * Asamoah GYAN (85' PEN) Match 8 - Group D - 13 June 見ていて、「この両チーム、何か似ているな」と思っていたのだが、考えてみるとセルビアは「東欧のブラジル」と言われていた旧ユーゴ、ガーナはよく「アフリカのブラジル」と…

Japan vs Cameroon

WC

Japan * Keisuke HONDA (39') 1:0 (1:0) Cameroon Match 10 - Group E - 14 June 本田のトップ起用は予想外だったが、基本的には日本は完全に予想通りだった(http://d.hatena.ne.jp/Zephyrus/20100531/1275267782)。恐ろしくつまらないゲームだが、日本が…

日本、勝つ

WC

とてつもないへぼゲームだ。でも、日本が勝つとしたら、こういう勝ち方なんだろう。

Germany vs Australia

WC

Germany * Lukas PODOLSKI (8') * Miroslav KLOSE (26') * Thomas MUELLER (68') * CACAU (70') 4:0 (2:0) Australia Match 7 - Group D - 13 Juneまったく代表レベルでのドイツの強さというのはどこから来るのだろう? 出ているメンツは全員決してワールドク…

England vs USA

WC

England * Steven GERRARD (4') 1:1 (1:1) USA * Clint DEMPSEY (40') Match 5 - Group C - 12 June基本的にウルグアイvsフランス戦と同じタイプのゲームとなるだろうと予想した。が、発見もあった。イングランド今回イングランドのフットボールを見ていて、…

Argentina vs Nigeria

WC

Argentina * Gabriel HEINZE (6') 1:0 (1:0) Nigeria Match 3 - Group B - 12 Juneアルゼンチン、ナイジェリアともに高い個人技を持っており、高速で展開するパスワークの攻防が楽しめたゲームだった。1-0は妥当な結果。アルゼンチン・マラドーナは予選の教…

Uruguay vs France

WC

Uruguay 0:0 France Match 2 - Group A - 11 June開幕初日第2戦。個々のタレントで上回るチームにどう挑むのか、ウルグアイ目線で見ていた。ウルグアイは3バック、守備の時には実質的に5バック、2ボランチ。日本と対戦したイングランドのカペッロは、日本の…

総括 続(中田引退)

WC

④このような最近のフットボールの傾向からすると、パルマ時代(2001−03)、中田は重大な転機を迎えていながら、これを見逃してしまったのだということが分かる。当時のパルマ監督ブランデッリは中田を中盤右で起用。ところが、トップ下に拘る(と当時…

総括

WC

①「鉄壁の守備を敷いた上でカウンター」という最近主流の戦術の強さが証明された。決勝戦は基本的にこのような戦術を取るチームの戦いだった。フランスは結果的にこの戦術を採用することとなった感があるが、優勝したイタリアは(この戦術の発祥の地でもある…

7月9日 イタリアvsフランス

WC

1−1(延長0−0)PK5−3。1ゲームの中で色々な局面があり、色々な事件がある波瀾万丈のゲームだった。イタリアはその初戦(対ガーナ戦)を見たときから優勝候補筆頭と思っていた(http://d.hatena.ne.jp/Zephyrus/20060616)が、イタリアは本当に優勝に…

C.ロナウド問題

WC

ポルトガルvsイングランド戦後、イギリスでロナウド(ポルトガル)のバッシングがひどい。 BBCなどはまだ冷静だが、大衆メディアは多様な‘出来事/発言/写真’をモンタージュして‘ヒール・ロナウド’の肖像作りにいそしんでいる(http://www.mirror.co.uk/sport…

7月5日 ポルトガルvsフランス

WC

0−1。①ポルトガルはFWパウレタの出来の悪さが致命的だった。4試合ほどポルトガルの試合は見たが、どの試合でもパウレタはほぼ死んでいた。裏をねらうわけでなく、ポストプレーをするわけでなく(オランダ戦ではマニシェの得点をお膳立てしたが)、スペー…

7月4日 イタリアvsドイツ

WC

0−0(延長2−0)。イタリアの劇的勝利!朝早起きして見た甲斐があった。 前半立ち上がり、予想通りイタリアは非常に高い位置からプレスをかけてゆく。どこかのラインを防御線に設定するのではなく、ドイツ陣内どこでもボールを奪いに行く。そしてボールを…

7月1日 ブラジルvsフランス

WC

0−1。前々回チャンピオンと前回チャンピオンの対決、元バロンドールのジダンと現バロンドールのロナウジーニョの対決。いくらパフォーマンスが向上しているとは言えフランスではブラジルに勝てないだろうと予想していたが、結果は逆。必死に改善を試みて上…

7月1日 イングランドvsポルトガル

WC

0−0(延長0−0)PK1−3。‘ついに’という感じでイングランドが負けた。 前半、両チームとも、敵陣10Mあたりを防御開始線に設定し最終ラインを極端に上げたとんでもなく攻撃的な布陣を採用。お互いにこの布陣の中で一進一退をくり返す。後半、開始直後、…

6月30日 イタリアvsウクライナ

WC

3−0。イタリアの完勝。イタリアのゲーム運びのうまさとリッピの采配が際だったゲーム。 オーストラリアのヒディンクはイタリアは守備的過ぎると批判していたようだが、このウクライナ戦を見ると守備的であることがチームの明確な戦術であって、別にイタリ…

6月30日 ドイツvsアルゼンチン

WC

1−1(延長0−0)PK4−2。アルゼンチンには何とも悔いの残るゲームだ。ゲームはアルゼンチンのものだったのだから。 前半、開始直後こそドイツは得意の体当たり型のプレッシングで押してゆくが、15分過ぎ以降はアルゼンチンのゲーム。後半、アルゼンチ…

6月27日 スペインvsフランス

WC

1−3。1次リーグのパフォーマンスからしてフランスに勝ち目はないだろうと思っていた。が、白熱の試合となった。 ①フランスは間違いなくパフォーマンスが向上している。ジダンは運動量が落ちているので攻守に動き回ることはできない、ジダンは攻撃に専念し…

6月27日 ブラジルvsガーナ

WC

3−0。やはりブラジルは別格だと実感したゲーム。 前半立ち上がり、ブラジルは中盤全体を押し上げていこうとするが、(イタリア戦でも非常に際だっていたガーナの中盤のパスワークにこれができず、むしろ中盤ではガーナにボールを支配されるようになる。大…

6月24日 アルゼンチンvsメキシコ

WC

1−1(延長1−0)。メキシコのパフォーマンスに驚いた。こまかく素早いパスワークと小刻みでスピードに乗ったドリブル。選手の体格も含めて、なんかアルゼンチンそっくりじゃんと思っていたら、メキシコ監督ラボルペがアルゼンチン人。納得。長兄と次兄の…

6月25日 イタリアvsオーストラリア

WC

1−0。イタリア薄氷の勝利。 前半、スローな立ち上がり。イタリアはセンターラインから自陣10mあたりを防御線に設定、オーストラリアのぬるいパス回しをそこで奪うとカウンター気味に一気に前線にボールを供給してチャンスを作るというイタリア伝統の戦…

6月25日 イングランドvsエクアドル

WC

1−0。凡ゲーム。イングランドは延々とルーニーにロングボールを放り込んでDFにはね返されるのをくり返す。エクアドルはパスワークでボールを前に運ぼうとするが、ボールコントロールがもう一つでやはりイングランド守備にはね返されるのをくり返している。…

6月25日 ポルトガルvsオランダ

WC

1−0。激闘!両チームで、イエローカード10数枚、レッドカード4枚。最初から両チームとも気合い入りまくり。ゲーム序盤に、挨拶代わりに削られて負傷交代したクリスティアーノ・ロナウドはベンチでマジ泣き。気の抜けたイングランド−エクアドルとえらい…

6月22日 日本vsブラジル

WC

1−4。ゲームを見ながら、大きな事故で脳死状態になっている人間が死ぬのを看取る時の気持ちというのは、もしかしたらこういう気分なのかもしれないなどと考えた。玉田が前半1点を入れて先制したときは「お、まだ生命反応がある」と思ったが、やはり逝って…

6月17日 イタリアvsアメリカ

WC

1−1。ガーナ戦で精密機械のようなプレーをしたあのイタリアがまさかの引き分けとなれば、見ないわけにはいかない。 退場者3人の荒れた試合だが、そのきっかけを作ったのはアメリカのプレー。何しろアメリカは前半異様に飛ばす。こんなに走り回ったら90…

6月18日 フランスvs韓国 続

WC

このゲームに関する朝日新聞の記事は本当にすごい。見出しは「韓流強攻 千金ドロー」、「仏『落日』後半防戦」である。記事はこんな調子。 …4年前の再現だ。声援に乗せられ、選手が躍動する。前半9分に先行されても、焦らない。初戦のトーゴ線で逆転勝ちし…